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  • 執筆者の写真Gripキッズ 取手校

自分の努力とその結果を確認する

先週の土曜日(1/15)は教室近隣の河川敷で凧あげをしました。

利用者のお子様にはその前週(1/8)に教室で凧作りをして、ビニール袋とストローで出来た自作凧を飛ばすという計画を立てて実行してもらいました。



その様子がこちらです。





画像だと凧が見づらいかもしれません。

それだけしっかり高く飛んだということでもあります。すばらしい!


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凧の設計図や手順はお伝えしましたが、実際にビニールを図面通りに切ったり、ストローの骨組みを張り付けたり、ビニールが風で切れてしまわないように補強しながら凧糸を通したり、実際の作業はご自身で進めてもらいました。

その結果、バランスを崩して飛ばない…という事にはならず、実用性の高い凧が完成しました。



凧作りと、実際に飛ばす日程を分けたのはスケジュール上の都合もありますが、SST上の理由もあります。


今回のポイントは「過去の努力や取り組みは、後戻りできない後日になってから、結果として表れる」という点です。

これが自分自身の現状を自覚するためのトレーニングの一つとなります。


子どもが(場合によっては大人も)同じ過ちを繰り返してしまったり、「その瞬間はちゃんと反省したり後悔した」にも関わらず、よくない意味で課題に取り組む気持ちや、取り組む際の姿勢がすぐリセットされてしまう事が現実としてよく起こります。


凧を作った日に飛ばすことで、上手くいかなかった際にその場で反省して修正する、これも練習の一つです。


ただ、今回は敢えて日を別々に分けることで、

「何かを実行する際には、過去から今までやってきた自分の行い(凧製作)が、結果として出てくるだけ」


↓↓↓


「今日以前に準備しておかないと、いきなり実力は出せない」

または、

「将来の自分(凧を飛ばす日)のために、今しかできない準備をする(凧を作っておく)」


という感覚を実感してもらうことを主眼としています。


つまり、

凧あげが成功すれば過去の準備のおかげで成功したという体験ができ、

失敗すれば当日以前に準備しておくことの必要性が実感できる。

という事になります。



例えば、その日やりたくない学習や療育プログラムも、

「今」だけではなく「将来の自分」のためになるという感覚と、

「過去の行いは変えられない(=これから先は変えていける)」という経験をご自身で何度も積んでいく事が大切です。


SSTは「自分」と「外」のかかわり方を学んでいく訓練ですが、

そのためには自分自身について知り、自分で得た知識や経験を客観的に把握できるようになる事が成功への鍵となります。



たかが凧作り、という事にはなりますが、


「自分で作ったものが飛ばせたね/飛ばせなかったね」

↓↓↓

「どうしてそういう結果になったんだろうね?」

↓↓↓

「次同じようなことをする時のために今から何が準備できるかな?」



こうした問いかけをしていく事でSST的な療育への道が拓けていきます。

Gripキッズでそうした機会がたくさん用意できるように、スタッフ一同これからも療育プログラムを準備・更新していこうと「自覚」した1月の土曜日でした。

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