こんにちは、Gripキッズ取手校です。
帰宅するとゲームやYouTubeばかり、勉強どころか宿題をやる時間すら確保できていないという状況は、経験されたことのあるご家庭が少なくないのではないでしょうか。
かといって、「○○時間以上はダメ」「○○曜日だけOK」という形で本人が満足したり納得したりするケースは少ないでしょう。
小中学生は「禁止されるほどやりたくなる」ものですし、「禁止されていることを陰でやる楽しさは癖になる」という点が大きな課題として挙げられます。
ダメと分かっていながらやる、これはある意味大人へのステップとも言えますが、非常に中毒性の高い行為です。
こうした状況に陥ってからのベストな対処法というものは無いのかもしれません。
ただ、そうした状況の繰り返しは避けていく必要があるでしょう。
教室で遊びの時間から学習へと切り替えができないお子様には、「本人に決めてもらう・宣言してもらう」ことを解決手段のひとつに組み込んでいます。
「○○分になったら宿題をやる」「今日はプリント1枚にする代わりに明日は3枚やる」
そうした決定を相手に委ねることもひとつです。
注意すべき点は「決定する権利を委ねるかわりに、しっかり仕上げてもらう」というところです。 言い換えると「自分で決めるということは、自分の言葉に責任を持つ」ということです。
それができないならば、指導員の指示に従ってもらう…という流れです。 これもSSTのひとつと考えられますので、こうした機会は大切にしていきたいものです。

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