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  • 執筆者の写真Gripキッズ 取手校

「できない時」にどうするか

こんにちは、Gripキッズ取手校です!


梅雨に入り、ご利用されている小学生の皆さんのエネルギーが有り余っているのを日々感じています。


まず運動会が梅雨前に終わった学校が多く、身体を動かす楽しみを実感した直後なのに雨による室内運動が殆どになってしまうのですから…「身体を動かしたい欲」が満足に発散できていない現状があるように思われます。


こういった際は療育を進める上でどうしたらよいのでしょうか?

教室では大きく分けて2パターンで実施しています。


少しでも運動の機会を欲しているお子様にはマット運動やストレッチなど、室内でも可能な運動を進めています。

あくまでも外での運動にこだわりのあるお子様には、「梅雨が明けたら何をするか・したいか」を考えてもらうようにしています。


ポイントは「今解決できること、できないこと、少し妥協できること」の区別を少しずつ理解・実感してもらうことです。


身体を動かしたい、でも100%の満足は得られない、そんな状況の際に自分自身の中でどういう折り合いをつけるのか。 そのあたりが考えられるようになってくると、ひとつ大きな転換点になるかもしれません。


遊びたい、でも宿題が終わっていないから全ての時間を遊びに使えない(友達を呼んで遊ぶ時間は確保できない等々…)、こういった際にも、

「友達と遊ぶ日を来週にする代わりに今日は一人でできる遊びにしよう」

といった切り替えがスムーズにできるようになると、日々の小さなストレスが軽減されるかもしれません。


大切なのは「できないこと」がある時に、「できないからすべてあきらめる」で終わらないことです。

「今できる部分はやって、できない部分はできる時に向けて準備しておく」

という柔軟な発想につなげていくことが療育のポイントと考えています。


教室では「それはできません」でスタッフの返事が終わらないように心がけています。

「今はここまではできるよ」「次できる時のために作戦を考えてみよう」

そういった提案ができればよいなと思います。


(室内運動としておたまを使ったピンポンリレーをしました)




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